Jacques Loussier/デジタル・プレイ・バッハ [その他の音楽]
私はほとんどジャズを聴きませんが、これは20年前に買って以来、年に1回くらい、繰り返し聴いています。
ジャック・ルーシェ・トリオ/デジタル・プレイ・バッハ・ベスト
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: キングレコード株式会社
- 発売日: 1993/11/03
- メディア: CD
これは、「デジタル・プレイ・バッハ」とその次のアルバムとの2枚組のようです。「ようです」とは何とも心許無いのですが、彼の(彼らの)アルバムはこれしかもっていないので、よくわかりません。「プレイ・バッハ」は60年代後半に4枚リリースされたのがオリジナルで、ここで取り上げた80年代の録音はベースとドラムスが変わっているようです。その後40周年でまたトリオが結成され、今年には50周年記念のCDがリリースされています。50年間、活躍を続けているというのはすごいことですね!
Ifukube/ゴジラ対キングギドラ [その他の音楽]
知人のサイトで紹介していたのをもらってきました。「ゴジラ対キングギドラ」の映画音楽収録風景、作曲者の伊福部昭の指揮姿が見られます!(「ニコニコ動画」なのでメアドの登録が必要です)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7648797
映画は1991年の発表ですから、たぶんその年の録画でしょう。伊福部昭はダンディですね…。この時代、アナログのストップウォッチはもうめずらしいのではないでしょうか。興味深い、貴重な映像だと思いますのでご紹介します。
Yes/35周年ライヴ [その他の音楽]
NHKのBSで放送されていたのを見ました(全曲ではないです)。
アメリカ、ボストン近郊の町ローウェルでのライヴ。ステージ・セッティングのデザインがロジャー・ディーンだそうで、お馴染の「火の鳥」が聴こえてくると70年代の雰囲気が蘇りますが、登場するメンバーを見たとたん、これが2004年の映像であることを痛感します。特に痛々しいのはスティーヴ・ハウ。他のメンバーが太り気味なのに一人でやせこけて、眼鏡をかけて多少禿げ上がっているので、ただの老人に見えてしまいます。その印象はGoing for the Oneが鳴り出しても続いていました。
しかしスティーヴをはじめとして、各メンバーのテクニックは全く衰えを見せず、余裕すら感じられるサウンドに、次第に引き込まれていきます。70年代の曲を中心に、いくつか90125以降の曲も演奏されていますが、特にアコースティック・パートのRoundaboutやOwner of the Lonely Heartはアレンジが新鮮でした。
最初は「見たのは失敗だったかな…」と思っていたのですが、次第に「オヤジパワー」を感じてくることが出来ました。自分自身も歳をとっていろいろなことが思い通りにいかなくなってきていますが、それを言い訳にせず、いつまでも元気に(見えるように)やっていきたいと思えるようになりました。いや、よかったなぁ。
Grand Funk Railroad/ベスト [その他の音楽]
PinkFloyd/狂気 [その他の音楽]
Chicago/アット・カーネギー・ホール [その他の音楽]
つい先日まで来日公演を行っていたシカゴ、結成40周年だそうです。そりゃそうだ、"Questions 67&68"だもんね。あれ?でも確かバンドが結成されたのは67年じゃなかったかと思うんですが…、まあここまでくれば1,2年は誤差範囲でしょう。というわけで彼らに敬意を表して、最初のライヴ・アルバムを聴きました。
At Carnegie Hall, Vol. 1-4 (Chicago IV)
- アーティスト: Chicago
- 出版社/メーカー: Rhino
- 発売日: 2005/10/24
- メディア: CD
1971年の発表、国内発売当初はLP4枚組、7000円でした。私がシカゴを集中的に聴いたのは中学生のときでしたが、
Thunderbirds [その他の音楽]
まだいろいろ不具合がありそうなSo-netブログです。とはいえ、あまりに間が開いてしまうのもナンなので、びくびくしながらエントリーします。NHKでリアルタイムに見ていた世代(笑)としては、2003年にこのCDが出たときには、文字通り「真打ち登場!」と思いましたね。
これ以前にもいろいろなアレンジ・演奏団体で「サンダーバード」と名のつく録音が出ていましたが、この音楽を聴くのにデジタルであることを誰が望むでしょう?なぜかTVフィルムからのサウンド・トラック発売も無く、もう音楽を純粋に聴くことはできないだろうと思っていました。本当に、よく40年近くたってオリジナル音源が発掘・発売されたものだと思います。
Saegusa/Radiation Mass [その他の音楽]
Yamashita/Sentimental [その他の音楽]
S&G/Greatest [その他の音楽]
今回のエントリーはちょっと感傷的に…。
このグループ(というかデュオ)も、実質的に活動した期間より、伝説となっている期間のほうが圧倒的に長いですね。ポール・サイモンのシニカルな詩と、ときに詩に寄り添い、ときにまったく離れた曲、そしてアート・ガーファンクルの何者にも代えがたい歌声は、今でも多くの人の心をとらえて離さないと思います。たった5枚のオリジナルアルバムから幾多のベスト・アルバムが生まれ、何種類かの「再結成」ライヴまで出ていますが、極めつけはこれだと思います。
"Greatest Hits" という題名も、既発表の曲だけの選曲も明らかに「ベスト盤」ではあるのですが、Yes/Fragile [その他の音楽]
ときどき聴きたくなる、YESの代表的名盤。この「こわれもの」(1971)と「危機」(1972)が二大傑作である、というのは異論が無いところでしょう。アマゾンでは国内盤は「在庫切れ」でしたので輸入盤を。
こんなTシャツもあるのですね(^^;
Fragile(Tシャツ)(ネイビー)(Lサイズ)(HWZCS-15243)
- アーティスト: YES
- 出版社/メーカー: ROCK DEPOT
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: CD
国内盤はDVDaudioしかありませんでした。
このアルバムのポイントは2つ、リック・ウェイクマンの加入と、ロジャー・ディーンのジャケット・デザインです。リック・ウェイクマンがオルガン、ピアノ、メロトロン、シンセサイザーと多彩なキーボードを操ることで音色がぐっと広がったのがサウンド面での大変化で、そのおかげで、というか相俟って、1曲の長時間化が始まりました。一方のロジャー・ディーンのジャケットは、「イエスのひんやりとした感触に良く似合う」と大評判になり、以後、幾多のアルバムで蜜月が続きます。ジャケット単体で見たときの最高傑作は「イエスソングス」でしょうか。
曲目はオリジナルで9曲、北米で初のシングルとしてリリースされた、いまでもYESの代表曲
Chicago/26 [その他の音楽]
1967年のデビュー以来、とうとう今年で40周年を迎える長寿バンド、シカゴの、「ライヴ・イン・ジャパン」以来、実に27年ぶりのライヴ・アルバム。1999年のツアーで録音され、その秋には発売されています。
1.バレー・フォー・ア・ガール・イン・ブキャノン(2) が抜けています。したがって、曲番号は打ち直しています。 2.遥かなる愛の夜明け(7) |
3.モンゴヌークレオシイス (7) |
4.忘れ得ぬ君に (17) |
5.君は僕のすべて (7) |
6.愛のきずな (6) |
7.君とふたりで (6) |
8.ビギニングス (1) |
9.素直になれなくて~ゲット・アウェイ (16) |
10.長い夜 (2) |
11.かけがえのない君へ |
12.イフ・アイ・シュド・エヴァー・ルーズ・ユー |
13.(ユア・ラヴ・キープス・リフティング・ミー)ハイアー・アンド・ハイアー |
カッコ内の数字は、初出のアルバムの番号です。シカゴは昨年、
ThreeDogNight/AroundTheWorld [その他の音楽]
これまで、大ファンなのですが、それゆえにあえて取り上げて来なかったアーティストがいくつかあります。いわゆる「出し惜しみ(笑)」 今回はそのうちのひとつです。ようやく取り上げる機会ができましたので。
Seven Separate Fools/Around the World With Three Dog Night
- アーティスト: Three Dog Night
- 出版社/メーカー: Edsel
- 発売日: 2006/08/28
- メディア: CD
スリー・ドッグ・ナイトの名前は知らなくても、数年前にテレビの主題曲になった「喜びの世界」や、その昔の大ヒット「オールド・ファッションド・ラヴ・ソング」などは、40代後半以上のならご存知の方がけっこういらっしゃるのではないでしょうか。もちろん、70年代で活動を終えた(近年、一部のメンバーで復活してDVDまで出したりしていますが)彼らのオリジナルはすべて
Enya/Watermark [その他の音楽]
まとまった記事を書く時間が取れず、更新をさぼっていましたが、音楽を聴いていないわけではないので、ごく簡単に書くことにしました。
クラシックで、知っている曲のCDを「おっ、こんな人が演奏しているのか」「おおっ、安い(これが一番多い)」「へえー、限定盤なんだ」というノリで衝動買いすることはありますが、ぜんぜん知らない曲がお店でかかっていても、まずその場で買うことはしません。クラシック以外では、新しいアーティストはまず聴かず、知っているアーティストでテープしか持っていないアルバムの買いなおしがほとんどです。
なので、このCDを買ったときのことはよく覚えています。
Puffy/JetFever [その他の音楽]
ちょっと肩透かし的に、今回は日本人アーティストを。
THE VERY BEST OF PUFFY/amiyumi JET FEVER
- アーティスト: Puffy
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2000/07/05
- メディア: CD
彼女らももうデビューから10年、6月に10周年記念アルバムをリリースしたばかりです。「初のベスト」と銘打たれたこのCDも発売から6年経っています。アメリカでの成功などもあり、彼女らのサウンドもデビュー当時の「まんま奥田民生」から、大きな変貌を遂げています。
ほとんど日本のポップスを聴かない私が、彼女らに惹かれた理由は3つ。
(1)曲/アレンジ/サウンドがよい。
初期の奥田民生色満載のサウンドが、彼女らの声、節回しにマッチしていたと思います…、というよりは、私の好みなのかな(^^; このベスト盤以降、民生色は薄まって独自のサウンドにどんどん傾いていきますが、ちょっとツボをはずされたみたいで、以後の新曲はほとんど聴かなくなってしまいました。
(2)かわいい。
まあ、これは、そういうことで…。もうちょっとつけたすと、彼女らは昔、深夜のテレビ番組(「PAPAPAPAパフィー」だったっけ?)を持っていました。夜遅く帰宅してテレビをつけるとちょうど彼女らが出ていることがしばしばあり、そのうち気がつくと、番組の時間に合わせて帰ったりしていました。日本の歌手の女の子なんて、歌を歌っているのすらろくに見たことがないので、この番組は(出てくるゲストも含めて)私の日本流行歌界への細い細いつながりを残す神経だったのかも、と、今は思います。
(3)歌がうまい。
当時のアーティスト全体のレベルがどの程度だったか、というのはたくさん聞き込んだわけではありませんのでわかりませんが、二人とも声が伸びる、音程が安定している、きちんとハモれる、など、デュエットとして資質はしっかり持っていたと思います。その上で「脱力系」と呼ばれる(いっけん)投げやりな歌い方ができる。これはやはり、ただものではなかったと。
このCDの話に戻りますと、