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Cream/LiveCream2 [その他の音楽]

今回は簡単な思い出話です…。

私が洋楽を聴いていたのは、歌謡曲を卒業(?)してからクラシックにのめりこむまでのだいたい中学・高校くらいの時期。70年代前半が中心になります。したがって、このバンドはすでに解散していました。

ライヴ・クリーム VOL.2

ライヴ・クリーム VOL.2

  • アーティスト: クリーム
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2006/06/21
  • メディア: CD

このLP(1972年発売)を最初に聴いたのは、ギターを弾いていた歳上のいとこの部屋。今から思えば、洋楽にめざめたのは彼の影響も大きいのかもしれません。彼はいつも部屋を暗くして大音量で音楽を聴いていました。そこで聴かせてもらった中で特に印象に残ったのが、これと"The Dark Side of the Moon" (1973年発売)でした。

聴く曲が歌謡曲から洋楽にうつりはじめて、ヒットチャートに出てくるアメリカン・ポップスを中心にきいていた耳には、「ぶったまげた」というのが正直なところでしょう。駆けずり回るギター、倦むことを知らないかのようなドラムス、ときどきとんでもないラインで浮き出してくるベース。実はみんな20代前半ですから、とてつもなく元気なんですね。特にジンジャー・ベイカーの、独特の重いリズムは強烈に攻めつづけてきます。

いちおう曲目は、以下のとおり。40分くらいだから、一気に聴けてしまいます。

1. Deserted Cities of the Heart
2. White Room
3. Politician
4. Tales of Brave Ulysses
5. Sunshine of your Love
6. Steppin' Out

2. は、クリームの名曲のうちのひとつですね。3+2拍子のイントロと歌の部分の対比が印象的。ギターのエフェクトも効果的。3.はギターのベースのユニゾンが強烈で、一度聞いたら忘れません。5.も人気曲。みんなこぞってコピーしたものです。6. は13分あまり、ほとんどギターのソロ。当時の「スロー・ハンド」が堪能できます。

最近(といっても、もうずいぶん前から)のクラプトンは、誤解を承知で言えば「ギターも弾く歌手」みたいになっていますが、私のイメージは、タバコをくわえ、眉間にしわを寄せて黙々とストラトを弾いている姿ですので、どうしてもギャップがあります。クラプトンもいろいろと音楽のスタイルを変えているのに、それをフォローしてこなかった私が悪いのですが。でも「アンプラグド」の「レイラ」はいらない…。

なお、私の所有しているのはAADの初期のCDです。最近発売の旧譜は、ほとんどすべてリマスターされているようですが、音は良くなっているのでしょうか?クラシックでは、リマスターによって不自然なバランスにされたりするものがときどきあるようです(むろん、ノイズが消えてくっきりはっきりした録音も多いでしょう)が、ロックなどはどうなのでしょう。


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おさかな♪

わ~い、クリームだ~♪♪♪
あれー、CROSS ROADが入ってないの~?
sthbさんの力で何とかしてくださ~い(笑)。
昔、ギターをやっていたころ、CROSS ROADの2回目のギターソロの拍が
いつも途中でわからなくなっていたのですが、先日聴いてみたら、ばっちり♪
やっぱりオケ効果かなぁ・・・^^。
毎日暑いですが、お互いに元気で過ごしましょうね。
by おさかな♪ (2006-08-04 19:40) 

stbh

限られた時間の中でご来訪とnice!、ありがとうございます。
えー、"Crossroad"は"Wheels of Fire"をアップするまで待ってください… いつになるかわかりませんが f(^^)
このライヴもかっこいいですよね。オケ効果でギターもバリバリ!なんて、いいんじゃないでしょうか。
おさかな♪さんもお元気で。練習しすぎで倒れないよう。
by stbh (2006-08-04 23:31) 

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