Bruckner/交響曲第8番 [交響曲(独墺系)]
Philipsの消滅、Deccaへの移行で無くなってしまうかと思っていましたが、無事に再発売されたようです。
どうしても茶色い帯がほしい、という方は、こちらへ。当然ですが、カスタマーレビューもこちらにしかありません。なんか異様に高いですけど。
- アーティスト: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,ブルックナー,ハイティンク(ベルナルト)
- 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1997/01/25
- メディア: CD
ハイティンクのブルックナー第8は複数の録音がありますが、いずれもハース版を用いています。
第8の場合は、できれば「ノーヴァク版第2稿(1890年版)」から聴くことをお勧めしたいです。オーセンティシティの問題もありますが、単純に、ハース版より短いので、ハース版で慣れてしまうと、「あそこが無い!ここが短い!」という思いが強くて、冷静に聴けないのではないかと思うからです(^_^;
ハイティンクは若いころにブルックナーの交響曲全集を録音していますが、その後は全曲ではなく、いくつかの曲に限って再録音を行っています。この第8は1995年に録音されたもので、ハイティンクのあまりキリキリしない曲想と、ウィーン・フィルの独特な、いまひとつ明確さを欠くアンサンブルが絶妙のコンビネーションになっていると思います。
ハイティンクの解釈をもって「無個性の個性」と評するものが多く見受けられます。確かに、無理に独自性を出そうとして不自然な音楽の流れにしたり、妙にバランスを崩したりということは決してありません。が、これだけ自然に(自然に聞こえるように)、しかも決してつまらなくない音楽を作るというのは、大変な才能だと思います。
第8の録音は数多くありますが、「ゆっくりブルックナーを聴きたい」と思った時のファースト・チョイスなのではないでしょうか。気持ちよく聴ける録音です。まだ聴いたことの無い方、ぜひお試しください。
…久しぶりのエントリーです。ちょっと短いですが、まだ十分エンジンがかかっていないのでご勘弁を。
日本のオケがウィーン・フィルの上になりました!
http://www.carnegiehall.org/article/box_office/series/brochure/index.html
2010–2011 Subscription Series
JapanNYC
JP2
Japan’s Great Orchestras I
JP1
Japan’s Great Orchestras II
Orchestras
1
International Festival of Orchestras I
1A
International Festival of Orchestras II
1B
International Festival of Orchestras III
by サンフランシスコ人 (2010-03-31 08:14)
N響が遠征するのですね。
by stbh (2010-04-01 20:18)
http://www.carnegiehall.org/article/box_office/series/brochure/ser_731.html
Monday, March 21, 2011 at 8:00 PM
Stern Auditorium / Perelman Stage
NHK SYMPHONY ORCHESTRA
André Previn, Principal Guest Conductor
Dame Kiri Te Kanawa, Soprano
Program to include:
R. STRAUSS Four Last Songs
PROKOFIEV Symphony No. 5
by サンフランシスコ人 (2010-04-09 07:18)
今シーズン、ウィーン・フィルがサンフランシスコの近くに来ます。
http://www.calperfs.berkeley.edu/performances/2010-11/special_events/vpo.php
by サンフランシスコ人 (2010-09-05 04:49)
> サンフランシスコ人さん
UCBに来るのですね!いいプログラムばかりですね~。
by stbh (2010-09-12 12:28)
Thanks for sharing your thoughts on 音楽よしなしごと.
Regards
by Georgianna (2019-11-10 19:39)