Dvorak/Sym8 [交響曲(独墺以外)]
天気はとてもよかったのですが、いろいろあって気分的に憂鬱な通勤でした。こういうときは、あまり大好きすぎて感情移入しないではいられなくなったり(先週のヒンデミットみたいに)、流すことのできない構造的な音楽(自分にとっては、バッハとかウェーベルンとか)をつい聴き込んだりするほど元気じゃないので、ほどほどに聞き流せるものを選びたいと思いました。で、これ。
ドヴォルザーク(最近は「ドボルザーク」と表記しないのでしょうか、また、オリジナルの発音は「ドヴォルジャック」が近いと聞いたことがあります)を聴くのに、わざわざウィーン・フィルにしなくても、あまつさえマゼールなんて、と思われる方が多いでしょう。私もそう思います(爆)。でも、同じ曲のCDを2枚以上買うのにはいささか抵抗があるので、いまのところこれしか持っていません。
第3楽章冒頭の弱起の部分が「たーらーりーー」といきなりリテヌートになる(ダル・セーニョしたときはもっと長い)のと、4楽章の最後が非常に早くなる以外は、それほど癖も強くなく、まあまあ聞ける録音ではないかと思います。
今のようにマーラーとかショスタコとかが普通に演奏される以前は、アマチュアオーケストラではブラームスやドヴォルザークの交響曲をとっかえひっかえやっていましたよね。おかげで、これらの曲はわざわざ「鑑賞する」ものではないような気がして、ろくに聴いていません。「新世界から」も、持っているCDは東独録音の超廉価盤だけです。このCDも、アメリカにいるときになんとなく聴きたくなって、地方都市のCD屋なのであまり選択肢の無かった中から選んだと記憶しています。そんなにしっかり聴かなくてもいいようにこの曲を選んできたので、きょうは論評無し。
今朝もブラームスとどっちにしようか悩んだのですが、ブラームスはいずれもうちょっとしっかり聴ける時に。でも、やっぱりこの曲でもけっこう聴いちゃった。
>たーらーりーー
あははは・・・。面白い表現ですね♪
TBさせていただきました。
by おさかな♪ (2005-06-21 19:41)