Janacek/GlagoliticMass [声楽曲]
英語圏以外の人名の表記を正しく書こうと思うと、いろいろ面倒で時間を食うので(知らない、ということなのですが)、基本的に諸記号は廃して書きます。
さて、今日はこの人。
- アーティスト: マッケラス(サー・チャールズ), マートル(ルボミール), ゼーダーシュトレーム(エリーザベト), ドロブコバー(ドラホミーラ), リボラ(フランチシェク), ノバーク(リヒャルト), プラハ放送合唱団, ホラ(ヤン), チェコ・フィルハーモニー管弦楽団, ヤナーチェク
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2002/06/21
- メディア: CD
- この↑CDは廉価盤ですが、これは3300円のレギュラー盤を買いましたよ…。DENONのこの1000円シリーズは、けっこう3000円前後出して買ったものが含まれていて、いささかくやしいです。
- ヤナーチェクはこの曲だけ限定的になじんでいます。大昔、合唱をやっていた時に聞いて、オルガンの間奏や金管・打楽器・オルガンのはでなパッセージが印象に残って以来のお気に入りです。当時はクラシックにもなじみだした頃で、モーツアルトやベートーヴェン、あるいは日本の合唱曲ばかり聞いたり歌ったりしていたので、非常に新鮮に聞こえました。むろん合唱が非常に難しいので、歌う機会はとんとありませんでしたが。
- 特徴的な跳躍音程がばしばし出てきますし、あまり敬虔な感じはしない(失礼)のですが、評論家的にいうと「原始的」というのでしょうか、一種土俗的な(何がちがうんじゃい)、単純なリズムの洪水が心地よいです。でも例えば「カルミナ・ブラーナ」とはぜんぜん違うのですが、どこがどう違うかは聴いてみてください。あまり長くないので一気に通して聴けるし、聴くと元気が出るようなパッセージが多数あると思います。
- 学生時代(?)にこの曲のスコアを買おうとして、1万円ちかくしていたので断念した覚えがあります。そうこうしているうちに、結局、自由に大金が使える時代は終わってしまいました。「シンフォニエッタ」の国内版スコアが出るご時世だから、この曲もどこかから出してくれないかしらん。
- 若い頃、どんな演奏を聞いていたか全く思い出せませんでした。テープを探してみたらインバル、ケンペとスロヴァークの演奏がありましたが、うーん、それでも思い出せない(汗)。このCDも、評論を見て買ったのだとは思いますが、ほとんど演奏にはこだわらずに聴いています。この曲は、どんな演奏でも、きっと盛り上がってしまうでしょう。この曲をつまらなく演奏する、という方が想像を絶するような気がします。
- なお、このCDは「Svet」の一部が通常版より長いそうです。またマッケラスには異稿の録音↓もあるようです。最終楽章の「Intrada」が冒頭にもあるほか、「Veruju」の間奏なども違っているようです。こちらは未聴です。
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Janacek: Glagolitic Mass, etc.
- アーティスト: Randi Stene, Ulrik Cold, Leos Janacek, Zoltan Kodaly, Sir Charles Mackerras, Tina Kiberg, Peter Svensson
- 出版社/メーカー: Chandos
- 発売日: 1994/10/25
- メディア: CD
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