Wagner/Ring [オペラ]
「ベームで全曲聴いていた」といったのはこの演奏。
Wagner: Der Ring des Nibelungen (Box Set)
- アーティスト: Gerd Nienstedt, Josef Greindl, Kurt Böhme, Richard Wagner, Karl Böhm, Bayreuther Festspiele Orchester, Helga Dernesch, Anja Silja, Annelies Burmeister, Birgit Nilsson
- 出版社/メーカー: Philips
- 発売日: 1990/07/16
- メディア: CD
- アーティスト: Richard Wagner, Wolfgang Sawallisch, Angela Maria Blasi, Birgit Calm, Christel Borchers, Cornelia Wulkopf, Ekkehard Wlaschiha, Hanna Schwartz, Hanna Schwarz, Hans Günther Nöcker
- 出版社/メーカー: Angel
- 発売日: 1998/05/19
- メディア: CD
ずっと、「やっぱリングはライブだっちゃ」と思っていたので、あれこれ迷って買ったCDはこれでした。が、ちょっとはずれかも。サヴァリッシュは往年のフィリップスの録音(オランダ人、タンホイザー、ローエングリン)を聴いていたので、期待したのですが、あまり颯爽としていませんでしたね。先日「N響アワー」で放映していた、椅子に座って指揮していたベートーヴェン第7番はすごくかっこいい演奏でしたが。昔のN響での平板な演奏をしていた頃と全く違っていました。
で、かなり話がそれてしまいましたが、今日聴いたのはこの演奏。Wagner: Der Ring des Nibelungen--Great Scenes / Solti
- アーティスト: Richard Wagner, Georg Solti, Wiener Philharmoniker, Berit Lindholm, Birgit Nilsson, Brigitte Fassbaender, Claudia Hellmann, Eberhard Wächter, George London, Gerhard Stolze
- 出版社/メーカー: London
- 発売日: 1998/05/12
- メディア: CD
- これは外盤ですが、私の持っているのは1000円(消費税3%のころの税込み)の国内盤です。お察しのとおり、「まあ1000円なら持っててもいいか」という理由で買いました。車に乗ってて盛り上がるのは(ヘリコプターじゃないけど)やはりワルキューレ。でも、管弦楽編曲だと歌が全然ないのに違和感がないというのも面白いですね。
- ワルキューレに限らず、ワーグナーの編曲ものの終結部は、いったい誰が作ったのでしょうか?序曲・前奏曲で音楽が続く曲は、売ってるスコアとぜんぜん違う終わり方をする録音も多くあります。録音の場合、このへんの主導権を握っているのはやはりプロデューサーなのでしょうか。
- 録音に関しては、「記念碑的なリング初スタジオ録音」ですから、あちこちで多くの方がコメントされているでしょう。やりすぎの感は否めませんが、それなりに敬意を表すべき録音だと思います。まあでも全曲はいらないな、というのはうがちすぎ?
- 演奏体験で言えば、その昔、「黄昏」の抜粋をやったことがあったのですが、葬送行進曲の9連符がはまらなくって苦労しました。決まるとむちゃくちゃ気持ちいいのですけれどね。
2005-04-23 00:41
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「ワルキューレの騎行」のエンディングは、ワーグナーの自作だそうです。
「ニーベルングの指環」上演のため、曲を抜粋したものをヨーロッパで演奏して回ったとき、この曲が一番ウケたそうですよ。
by たにぐち (2006-03-30 00:38)
たにぐちさん、ご教示ありがとうございます。そうですか、自作ですか。そういえば、「トリスタン」の最初と最後をつなぐ(「前奏曲と愛の死」)もワーグナー自身のアイデアだと聞いたことを思い出しました。自作の宣伝のためにいろいろ工夫をこらしていたのですね。
by stbh (2006-03-30 21:02)