Mussorgsky/Pictures [管弦楽曲]
今日は車に乗らなかったのだけれど、昨日の仕事帰りに入手したCDについて、ひとこといっておきたい雰囲気なので、少しだけ。
そのCDは、アシュケナージのピアノと編曲・指揮による演奏がそれぞれ入ったもので、4~5年前に出たのを買いそびれていたので思わず(中古です、ごめんなさい)衝動買いしてしまいました。
- アーティスト: アシュケナージ(ウラジミール), ムソルグスキー, フィルハーモニア管弦楽団, アシュケナージ
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
- 発売日: 2000/12/20
- メディア: CD
ラヴェルの編曲はすばらしいものの、オリジナルとかけ離れている点についていくつか疑問も感じていた。アシュケナージは「少なくともラヴェルが用いた劣悪な譜面についての問題提起はできた」旨の、相変わらず消極的な発言をしているが、私は「音やダイナミックスの間違いを正す」よりは「(不必要と思われる)派手さを緩和した、よりピアノの音に忠実な」編曲に意義があると思うのだが。
リムスキー=コルサコフ&トシュマロフ、フンテク/ゴルチャコフ、ストコフスキーなど、この曲のオーケストレイションはさまざまな作曲家がトライしています。アシュケナージは、ラヴェルの亜流ではあるものの、フランス臭が抜けていて良くできていると思ったのです。しかしあっさり廃盤状態になってしまったところを見ると、やはり人気がなかったのでしょうか。
蛇足ながら、私の「展覧会」初体験はELPです。あしからず。
(補筆・更新しました)
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