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Beethoven/Sym8 [交響曲(独墺系)]

記事管理の際に、「ペトルーシュカ」の回を誤って消してしまったようです。(;_;)書き直しましたので、また見てやってください。ちょびっとですけれど新しいことも書いています。

さて、またまたベートーヴェンの登場です。昨日の「オルフェウス」をやった演奏会のプログラムに入っていたのを思い出して、聴きたくなってしまいました。この演奏会のプログラムはベト8、「オルフェウス」、休憩を挟んでヒンデミットの「ウェーバーの主題による交響的変容」という、なかなかとんでもないものでした。ヒンデミットも大好きな曲なので、そのうち聴くと思いますのでそのときまた。

ベートーヴェンの交響曲はクラシックの聴き始めに必ず通る道だと思います。私は6、5、9ときたのですが、3と7がどうしてもなじめず、2、4、8に共感を覚えてしまいました。(1はまあ、それなりに。)2番はたまたま演奏する機会が多かったので、あまりのめりこんで聴いた録音はありませんが、8は最初に聴いたのがシュミット=イッセルシュテット/VPO(英語式、独語式だとWP?)、次がFMでやっていたのをエアチェックしたこの↓演奏で、この二つでもうあとは聴かなくっていいや、と感じていました。

ベートーヴェン:交響曲全集

ベートーヴェン:交響曲全集

  • アーティスト: ワインガルトナー(フェリックス), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, ベートーヴェン, ロンドン交響楽団, ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団, ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 1996/12/11
  • メディア: CD

8番のオケはウィーン・フィルです。傾向としては、どちらも古い割にはインテンポ中心思い入れ少な目系のすっきりした演奏なので、ベートーヴェンのある種のおどろおどろしさを愛する人にはものたりないでしょう。なお、実際に持っているワインガルトナーの録音は上記の正規盤ではなく、「20世紀のマエストロ達」とかいう、40枚組(たしか)4000円程度の低品質CDです。薄型2枚用ケース20個が紙箱に入った荷姿で、この「ワインガルトナー編(ベートーヴェン交響曲2,8番など)」と「メンゲルベルク編(マーラー交響曲4番など)」の2枚がセットになっています。この2曲以外にももちろんフルトヴェングラー、トスカニーニ、クナッパーツブッシュ、クラウス、さらには若き日のベーム、カラヤン、バーンスタイン等の演奏が入っていました。各指揮者あたりCD1枚なのでちょこちょこ聞く分にはお手軽です。私は基本的に60年代以降のステレオ録音しか聞かないので、このような30~50年代の録音はあまり持っていないのですが、安さにかまけてつい買ってしまいました。

8番は早めでルバートの少ないテンポで気持ちよく流れ、さらに録音レベルが低い、というかDレンジが狭いこともあり、音質の悪い車向けかもしれません。特に4楽章がなかなかのスピード感で、最後ももたつかずにさっぱり終わるのが良いです。これがこの時代のスタンダードなのか私にはわかりませんが、だとしたら、現代でも十分通用するのではないでしょうか。時代のわりに、各楽器の音が明晰に取れていると思います。

ステレオの演奏のCDもありますが、これも珍盤なので、またの機会にご紹介。


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