演奏会のご案内 [実演]
いつものナデージダ、あと1週間ちょっとです。前回に続き渋谷です。
http://www.ac.auone-net.jp/~nadezhda/
第8回演奏会
2012年 9月2日 (日) 14:00 開演
渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール (渋谷駅徒歩5分)
ピアノ: 浜野与志男
指揮: 渡辺 新
オーケストラ・ナデージダ
チャイコフスキー / ピアノ協奏曲 第3番 変ホ長調 作品75
(アンダンテとフィナーレ 作品79 タネーエフ補筆 付き)
アルヴェーン / 交響曲 第2番 ニ長調 作品11
◆都合により曲目、曲順、出演者の変更がある場合があります。ご了承下さい。
今回は大曲2曲(と言っていいのか…)のプログラム。アルヴェーンの第2番は彼の交響曲の中では比較的有名なほうかもしれません。緩徐楽章がいちばん長かったり、最終楽章がフーガだったりと重厚な曲です。
チャイコフスキーは問題作で、死の直前に作曲家本人が破棄した交響曲を再構成した第1楽章と、弟子で友人のタネーエフが残されたスケッチをもとに作った第2、3楽章を合わせて演奏します。タネーエフは「あわせて1曲の協奏曲」とするべく作曲(補筆)したようですが、後半2楽章の評価はあまり芳しくなく、録音では通常「協奏曲第3番」というと第1楽章だけが収録されていることが多いです。
アンダンテとフィナーレ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%86%E3%81%A8%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AC_(%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC)
有名な第1番などと比較すれば、確かに独奏ピアノの華々しさは見劣りするかもしれませんが、終楽章の力強い主題などは晩年のチャイコフスキーらしい重厚さが感じられるように思います。ぜひお聴きになり、ご自分の耳でこれらの曲がどういうものかお確かめください。
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