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記念の年に2 [音楽関係の雑記]

前にも書いたように、今年はマーラー没後100年。いまや、有数の人気作曲家になってしまったマーラー、まさに「私の時代が来」ているわけですね。その人気を反映して、録音・録画も数々の企画が出ています。とてもじゃないけどフォローできません(^_^; 今年は、以前の記事に書いたテンシュテットの全集があればいいや、と思っていました。

しかし、これの誘惑には負けてしまいました…。

Mahler: Symphonies Nos. 2, 4, 7 & 9; Das Lied von der Erde; Lieder

Mahler: Symphonies Nos. 2, 4, 7 & 9; Das Lied von der Erde; Lieder

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI CLASSICS
  • 発売日: 2011/10/17
  • メディア: CD

 

クレンペラーのEMIに残したスタジオ録音が、クリスタ・ルートヴィヒとの歌曲まで入って、なんと2000円でお釣りが来てしまいます。フランスEMIの独自企画ということで、聴いた限りではリマスタリングはいまいちのように感じますし、ジャケットも解説も基本的に全部フランス語ですが、このさい、その辺は我慢でしょう!例によって、パッケージもシンプルなものです。

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私はもともとクレンペラーをあまり聴かなかったので第2しかちゃんと聴いていなかったのですが、第7、第9、大地の歌は特に有名ですよね。数年前に第7の国内盤が復活したりしていますが、クレンペラー再評価の波とかがあるのでしょうか?その第7を少し聴いてみましたが、な、なんだ、このテンポは!?(@_@) 第1楽章から異常な遅さ、それも序奏だけでなく、主部に入ってからも一向に加速されません。そのぶん、部分部分のディテールが異様にクローズアップされて聞こえます。うーん、これは1回聴くとぶっとぶけど、ハマると他の録音は聴けなくなるかも。

他の名録音もこんなんでしたっけ?(確かこのセットに入っている第2は、クレンペラーにしてはすごく速い録音だと思いましたが)これはちょっとショックが大きいけど、楽しみではありますね。じっくり聴いてみたいと思います。


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