SSブログ

RCOのライヴ [音楽関係の雑記]

mozart1889さんのブログで拝見して知りました。120周年のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が録音を公開しています。

http://kco.radio4.nl/?lang=en

シンフォニー10曲のmp3ファイルが無料でダウンロードできます。サイトをご覧いただければわかることですが、曲目と指揮者は以下のとおりです。

Anton Bruckner - Symphony no. 8
 conducted by Bernard Haitink (recorded in 2005).
Camille Saint-Saens - Symphony no. 3 'Organ'
 conducted by Myung Whun Chung (recorded in 2005).
Felix Mendelssohn - Symphony no. 4 'Italian'
 conducted by Kirill Kondrashin (recorded in 1979).
Antonin Dvorak - Symphony no. 8
 conducted by Carlo Maria Giulini (recorded in 1990).
Gustav Mahler - Symphony no. 1
 conducted by Leonard Bernstein (recorded in 1987).
Franz Schubert - Symphony no. 8 'Unfinished'
 conducted by Nikolaus Hamoncourt (recorded in 1997).
Ludwig van Beethoven - Symphony no. 2
 conducted by Mariss Jansons (recorded in 2004).
Johannes Brahms - Symphony no. 2
 conducted by Mariss Jansons (recorded in 2004).
Cesar Franck - Symphony in D minor
 conducted by Mariss Jansons (recorded in 2004).
Jean Sibelius - Symphony no. 2
 conducted by Mariss Jansons (recorded in 2005).

最大の注目曲は、やはりハイティンクのブルックナー第8でしょうか。まさに「中庸の美学」を体現した演奏と言えるでしょう。その他にも常任ヤンソンスによる名曲の数々や、コンドラシンの「イタリア」やバーンスタインのマーラー第1など、ライヴCDのもとになったと思われる録音もあります。他の曲もざっと聴いた限りでは名演揃いだと思います。これだけの録音が、期間限定(今年いっぱいのようです)とはいえ、無償で提供されるというのは、すごいことだと思います。

ハイティンクのブルックナーは例外なのですが、楽章間のざわつきや咳払いなどが入っている録音が大半で、最後の拍手も短時間ですがついていて、なかなか臨場感があります。ブラボーがいちばん大きかったのは、バーンスタインのマーラーだったでしょうか。フランクの2楽章でケータイの着信音がなったのはびっくりしましたが(^_^;

なお、公開されているmp3ファイル(320kbps)は全曲が1ファイルのため、楽章ごとに聴きたい場合はファイルの分割が必要です。また、全体的に音圧レベルがやや低いようなので、レベル調整ソフトをお持ちの方は使ったほうが良いかもしれません。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 2

サンフランシスコ人

コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートに、1回だけ行きました。


by サンフランシスコ人 (2008-12-13 10:25) 

stbh

サンフランシスコ人さん、すごく経験豊富なのですね!すばらしい&うらやましいです!
by stbh (2008-12-13 20:52) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Strauss/ドン・ファンStravinsky/春の祭典 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。