Puccini/蝶々夫人 [オペラ]
しばらく前のスポンジ騒ぎで、助かったCDのひとつです。でも蒸着面にぽつぽつ痕が残っているので、とりあえずPCにデータを移しました。
- アーティスト: フレーニ(ミレッラ),パヴァロッティ(ルチアーノ),ルートヴィヒ(クリスタ),プッチーニ,カラヤン(ヘルベルト・フォン),バラチュ(ノルベルト),ウィーン国立歌劇場合唱団,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1990/08/25
- メディア: CD
今でもこれがこの曲の代表盤、という人は多いですね。実は私はこの録音しか知らない(「箱」はまだ聴いていませんので)ので、えらそうなことは言えません。
彼の「ベストを争う」傑作ではないと思いますが、ヨーロッパ以外が舞台の「異国もの」のなかでは、比較的成功しているほうではないでしょうか。日本人にとっては、ある意味いい加減な設定であり、日本の旋律もその出自と関係なく使われていることから、かえって首肯しがたい面もあると思います-少なくとも私はそうでした。とはいえ、「ある晴れた日に」をはじめとする美しい旋律の数々を切々と歌い上げる蝶々さんは、プッチーニ好みの「はかない」シチュエーションもあり、まあどこか知らない国のお話だと思って聴いていれば、十分感動できると今なら思います。
特にこの録音は、フレーニとパヴァロッティの両主役が絶好調ですし、ウィーン・フィルもカラヤンの指揮(というか、デッカの録音スタッフ)のもと非常に雄弁で、いやがおうにも悲劇を盛り上げてくれます。「ラ・ボエーム」と並んで、このメンバーの誰にとっても代表的な録音のひとつになっていると思います。
おかげで国内盤は、いまでも高止まり状態です。輸入盤は多少なりとも安価なようですが、オペラはひとつひとつのセリフがわかったほうがよりなじめますので、他の盤で聴いている方だけにこちらをお勧めします。
- アーティスト: Giacomo Puccini,Herbert von Karajan,Vienna Philharmonic Orchestra,Christa Ludwig,Elke Schary,Evamaria Hurdes,Giorgio Stendoro,Hans Helm,Luciano Pavarotti,Marius Rintzler,Martha Heigl,Michel Sénéchal,Mirella Freni,Siegfried Rudolf Frese,Wolfgang Scheider
- 出版社/メーカー: London
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
前作「ラ・ボエーム」以上にオーケストラもいろいろやっていますので、余力のある方はこちらもどうぞ。
Puccini: Madama Butterfly in Full Score
- 作者: Giacomo Puccini
- 出版社/メーカー: Dover Pubns
- 発売日: 1990/07
- メディア: ペーパーバック
「歌だけでいいよ」という方にはヴォーカル・スコア。人気曲だけに、いろいろ発売されていますね!
Puccini: Madama Butterfly Vocal Score
- 作者: Giacomo Puccini
- 出版社/メーカー: Dover Pubns
- 発売日: 2002/08/13
- メディア: ペーパーバック
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by 카지노사이트 (2020-11-02 08:52)